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山野草・薬草をひたすら食す!

道端に生えている草々。ただそこに当たり前のように生えている草の中には、人間にとってとても役立つものが沢山生えています。それらを積極的に摂取して健康になりましょう!(www.tsukushino.orgもご覧下さい。)

第115回(ノグルミ、江の川、三瓶山、ツリガネニンジン、ヨモギ、センニンソウ)

山野草・薬草をひたすら食す!

9月5日(月) 115回目


 


写真 平成17年8月14日(日)撮影
三瓶山に行く途中、少々遠回りをして三次近くの川岸に生えているノグルミを発見。こんなに近くで見るのは初めてです。高木になるノグルミなのですが、多分川の下の方に根付きこんなに道路からマジかで写真を撮ることができたのでしょう。車に乗ったまま窓から1mくらいの至近距離で撮れました。一見ハゼに似ているので最初は知らなくてかぶれないように注意していましたが、もしかしたらそれらはノグルミだったかもしれません。この地域には大量に自生しているようでした。


 




写真 平成17年8月14日(日)撮影
三次を過ぎてから江の川沿いに三瓶山を目指しました。この江の川はとても身近で私がいつも遊びに行く千代田のあたりの細い川も江の川と書いてあります。かなり長い川なので私がいつも見ているのはその上流であることには間違いありません。初めて江の川と書いてあるのを見たときには眼を疑いました。あの有名な江の川か?


 




写真 平成17年8月15日(月)撮影
8月14日の夕方、三瓶山に到着。いつものように簡保の湯に入り(大人一人300円)途中でバーベキューをして夕食は済ませていたので、20時頃には暇になっていました。いつも旅行と言えば車中泊なので手慣れたもので、いすなどを外に持ち出し、星など見ようと見上げましたが、残念。曇りそらでした。これならいつも行く豊平の母のところの方が満天の星空が楽しめます。今気がついたのですが、今年はそういえば天の川を一度も見ていません。それほど心に余裕がなかったのかな?


写真は次の日の朝。霧がかかり三瓶山の頂きは望めませんでしたが、これもまた一興ということで大満足。座右の銘『人間ただ足るをのみ知る』ということです。無い物ねだりはしない。今年は三瓶山の裾を一周するのはやめ、朝9時過ぎには食事をすませて、三瓶山を下りました。今年の大いなる目的はツルニンジンを採取することにあったからです。たぶんここらあたりには大ものがあると確信していました。


地図もないまま山道を江津方面に向かって進めればよしということでなるべく細い林道を探して行きました。運良くツルニンジンの大群落に遭遇しました。この植物は不思議なことに道のそばに生えているのです。しかも、笹の間とかとても採りにくいところに生えています。途中大雨に降られながらも4時間大奮闘しました。

この日の目的はアクアス(水族館)に行くことだったのでそれに間に合うように14時に現場を離れました。また、明日舞い戻ることにして道を覚えながら慎重に江津にたどり着きました。15時にアクアス到着。まず食事をして館内に。夏休みなのでとても混雑していました。もっとも感動したのは、肺魚を見たことです。全長1m以上あり想像以上に大きくとてもグロテスクに見えました。肺魚は中学校で必ず習う有名な魚の一つです。乾期になると泥の中に潜りなんと魚類でありながら肺を持ち、肺呼吸をして雨期になるのをじっと待っている忍耐の魚です。見上げたものです。美しかったのはクラゲでした。18時閉館。この周辺の海は海水浴場となっており水はとてもきれいなのですが、瀬戸内海と違い波が荒く流れも複雑なのでよく人が溺死します。今年も何人か死んでいます。山もそうですが、海も甘く見ると命を落とすことになります。


幼少の頃より自然に親しませ、何が危険でどこまでが安全なのかを子供に叩き込んでおく必要があるのではないでしょうか?


その日の夜目安になる点滅信号を見つけたので、昼間の現場にたどり着く確信が持てたので、温泉津(ゆのつ)温泉に行こうということになりました。私のひどい勘違いで山の中にあると思っていたのですが、往復16kmもかかりしかも海のすぐそばにその温泉はありました。有名な温泉なので名前だけは知っていたのですが、私自身あまり温泉は好きではないのであまり興味がありませんでしたが、行ってみると昔のままの情緒あふれるひなびているけれども活気がある奇妙な感じを受けました。


次の日、朝9時頃に現場に到着し早速ツルニンジン掘りに挑戦。約4時間奮闘し疲れ果てそれでもしっかりよい仕事をしました。後はコンビニで帰り道ムスビを買い餓えをしのぎ途中食べたあとすっかりうたた寝をしてしまいました。娘二人と私。帰りに豊平の母のところによることにしました。沢山とれたツルニンジンをいつもの洗い場で洗って帰ろうということになったのです。水道代もかなり節約できるし、二人も手伝ってくれるので仕事も速いし、母にも会えるという一石三鳥の良いアイディアでした。


10kgぐらいツルニンジンを採ったかと思います。今年はツルニンジンの茎葉のできが悪く、今まであまり採取できていないことが現状でした。今度の三瓶山旅行で一気に挽回しました。


2ヶ月の長きにわたり更新できなかったことを申し訳なく思っております。でも、3年も同じことをしているとそんなに新しい情報はないというのが現状です。山に毎週行ってはいますが、同じ山野草を採る日々が続いています。季節の移ろいを感じつついつの間にか秋に突入真近か。


 




写真 平成17年8月24日(水)撮影。
春に散々味あわせてもらったツリガネニンジン(トトキ)の花です。新芽もおいしければ花も美しい。『天は2物を与えず』といいますが、そんなことはありません。




写真 平成17年8月24日(水)撮影
いつもよく通る西宗神社のあたりの田んぼの景色。毎年初詣はここにきます。冬は大雪で母のいるところから一つ山を越えて行くのです。


 


写真 平成17年8月24日(水)撮影
ヨモギの秋の草姿です。春とは全く違い背丈も高いものでは2mくらいになります。夏のこの季節がもっとも薬効が高く沢山とっておいて飲むのもよし、風呂にいれるのもよし、春には新芽で草餅、昔からなくてはならない薬草の一つです。写真右はヨモギの花です。


HPの書き込みがあったのですが、センニンソウという植物が欲しいということでした。これが扁桃腺炎にとても効くと言うのでぜひ欲しいというものでした。早速、牧野植物図鑑で調べたのですが、なんと毒草とかいてあるではありませんか。こんなものを飲んだりするのかと思い、インターネットで検索したところその葉を手首によく揉んで貼っておくというではありませんか。なんと丁寧にその過程が詳しく写真にとって説明してありました。民間療法なのですが、扁桃腺炎でお悩みな方には朗報だと思います。この植物は今まで食べられないので興味がなかったのですが、山を車を走っているとよく見かけます。世の中いろいろな民間療法があるのですね。



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