山野草・薬草をひたすら食す!
7月10日(日) 113回目
平成17年6月29日撮影。
写真上 ササユリ発見。千代田の高速道路の測道の壁面。少し遠かったのでズームアップして撮ったので、ますますはっきりしない写真になってしまいました。この花を見るとまたこの季節になったのかと思います。と、言うのは、テレビで原爆病院の慰問にこの花をもって訪れる中学生の話を思い出します。被爆者も老齢化して私たち被爆者二世の者たちもはや58歳です。この花を見ると平和の尊さを痛感します。
写真下 ヤブカンゾウのつぼみが出ました!この帰り道すでに開花しているものも発見したのですが、あまりの暑さでクーラーの効いた車から出る気がせず、写真を撮りそびれました。7月6日に山に行ったときにはすでにあちこちで開花しているヤブカンゾウを見かけました。もちろん、持ち帰り天ぷら材料にしました。
ヤブカンゾウは何度も書いたと思いますが、本当に有用な野草です。春は新芽、夏は花、9月頃になると全草を掘り上げ洗い干しておくと眠れないときにこれを煎じて飲むと信じられないほど眠れます。採取の時期が大事で、花が終わったときが適期です。
平成17年6月29日撮影。
今年の梅雨は入梅発表以来雨が一滴も降らず、土師ダムもこの調子です。本来なら白く見える部分が隠れていなければならないのですが、この日も干上がるほど暑く車からあまりでないまま、ひたすら走り続けただけで帰宅。一応収穫はヤブカンゾウのつぼみ、イノコヅチ、オオバコ、タンポポの葉、ツルニンジン少々、ミゾソバ。強引に娘を連れて行ったのですが、半死半生状態で助手席でほとんど寝てました。驚きました。
平成17年6月29日撮影。
写真左 渇水とはいえやはり広島は水の豊富なところだけあり、稲は元気満々でした。
写真右 カラカラに乾いた草地の草の陰にトノサマガエル(?)と思われる少々大型のカエルを発見。すぐそばに小川が流れているからなのかこんなに暑いのに日干しになることもなく写真におさまってくれました。もしかしたら暑くて弱っていたのかもしれません。普通これだけ近づくと逃げます。
平成17年7月6日撮影。
2~3日前より降り続いた大雨も上がり、今日は快晴。太田川の水もかなり増水していました。今日の目的は太田川上流にヤマメを買いに行くことです。前回行ったとき誰もいなくて買えなかったので今日は前日に電話をして確認をしておきました。
この日は先ほども書きましたが、ヤブカンゾウが至る所で咲いていました。ウワバミソウも目的の一つでした。両者を無事に手に入れついでに前より気になっていたツルニンジンの生えている場所に行きました。行ってみると葉が以上に小さく、ツルもあまり伸びていなくておまけに周りにはクマザサが茂り春に来たときとは様相が一変していました。暑かったのですが、勇気を出してツルニンジン掘り専用のバールと鎌を持って行きました。葉が小さいからと言って馬鹿にした私が間違っていました。根っこは驚くほど大きく40年くらいは経っていそうな感じでした。そこで数本細い茎を見つけて掘ったのですが、全部がそうなんです。あまり、年数が経つと葉は小さくなるものかと思いたくなるほど意外でした。この日の収穫はヤマメ、ヤブカンゾウのつぼみ、ウワバミソウ、ミゾソバ、イノコヅチの葉、ツルニンジン、ウツボクサ。