山野草・薬草をひたすら食す!
6月26日(日) 112回目
平成17年6月10日撮影。
ナガバモミジイチゴ(バラ科)。昨年も紹介したと思うのですが、4月~5月枝一面に白い五弁の可憐な花をさかせます。果実は今の時期黄色に熟し、甘いこと間違いなしです。ただ、トゲが恐ろしくたくさんびっしり生えているので気を付けなければなりません。似たのにコウゾの実が同じ時期に熟しますが、こちらは枝には全くトゲがなく葉も長楕円形と簡単に区別がつきます。気を付けないといけないのは、コウゾの実には鍵のような小さなトゲがたくさんついていて、うっかり食べると喉にひっかかりなかなかとれません。これも以前に書いてはいますがご注意ください。
平成17年6月10日撮影。
写真上2枚。井仁の棚田100選の田んぼの様子です。すっかり緑色の絨毯に近づきつつあります。今年だけでもう5回ぐらい行っていますが、いつきても心が解放されいいとことです。
下写真2枚。帰り道に見つけた美しい花の咲く木です。名前も知らない木なので実がなるかどうかもわかりません。ただ、その美しさにひかれ激写。
平成17年6月10日撮影。
廃線になった可部線の砂利に群生しているドクダミを発見。写真左の道は川沿いに走るほとんど車の通らない細道です。途中がけ崩れで引き返しましたが、この道を通り可部に帰ることができます。何度通っても味わいのある道です。写真右側は太田川が流れています。かなり上流です。
平成17年6月10日撮影。
上の写真よりかなり下流の可部に近い太田川の様子です。下の写真に見える写真の向こう岸に見える建物が太田川漁業組合のものですが、レンガ造りでなかなか風情のある建物です。ずーーーっと昔からあります。
平成17年6月15日撮影。
サンキライ(バラ科)。秋には赤くなるはずの実がたくさん着いています。今年は実の付きがいいのでしょうか、どこでもこういう感じです。
平成17年6月15日撮影。
小川のそばにウドを発見。かなり大きくなっているのですが、先の柔らかいところだけ採取して帰りました。天ぷらにするととても美味です。
平成17年6月15日撮影。
ハルジオン(キク科)。調べてみると第4回でヒメジオンをロゼット状の若葉を食べると書いていますが、ハルジオンの早春の若葉はとても瑞々しく柔らかくしかも大量に採取することができます。今年は思い切ってこれを食べてみました。ゆでて水で冷やしゴマ和えにしましたが、おひたしや煮浸し、天ぷらなどにしてもおいしいかもしれません。すこし癖があるのですが、それがまた野草らしくて体にいいような気がします。
ハルジオンは北アメリカ原産の植物ですが、大正年間に観賞要植物として栽培され野生化したものです。よく似た植物のヒメジョオンもはやり北アメリカ原産の帰化植物です。こちらの方は以前にも書きましたが糖尿病によいということです。開花時期に採取しましょう。
平成17年6月15日撮影。
昨年もさんざん写真を撮り掲載しましたが、この木を見つけるとどうしても写真を撮りたくなります。ミズキ科の植物で、花のように見えるのは実は、苞です。この後に赤いおいしい実がたくさんなります。これで果実酒をつくると絶品です。