山野草・薬草をひたすら食す!
5月21日(日) 110回目
平成17年5月19日撮影。
前日は大雨で山は走ったのですが、写真は撮りませんでした。レインコート上下をきて雨靴を履きがんばってツルニンジンをほんの少しだけ採りました。元来、私は計画の変更をするのが大の大嫌いで、計画通りに山に行かないと思い、結局家に着いたのは4時30分になりました。田植えの終わった小さな稲の苗が雨に打たれ風になびく姿もまた格別です。
次の木曜日は晴天。本当は恐羅漢山に行きたかったのですが、木曜日は夕方には、つくしのを開けなければならないので、ちと遠すぎるということで諦めました。
その代わりと言っては何ですが、あの棚田100選で有名な井仁に行くことにしました。以前も書きましたが、数えきれないほどここを訪れまるで自分の庭のように知らないところがないほど知り尽くしていますが、行くたびに新鮮な感動を覚えます。上の写真はその道中のいなかの景色です。
下左の写真の竹やぶが黄色くなっているのが、気になりました。もしかしたら、花が咲いてかれるのかもしれません。
平成17年5月19日撮影。
葉が赤く見えている植物はイカリソウです。まだ新芽ですが、残念ながらすでに花が終わっています。写真下左はセリバオーレンです。後ほかにもツリガネニンジン・ツルニンジンが山の斜面に競って生えています。どれも有用な植物です。
平成17年5月19日撮影。
写真上左 これも毎年書いていますが、シシウドです。苦いということで湯でこぼしてみずにさらすと食べられるのではないかと、毎年思うのですが、残念ながら食べる勇気がありません。地の人は毒だと言っておられますがそれは嘘です。
写真上右 最近めっきりみなくなった植物の一つです。イワタバコといい、夏にびっくりするぐらい愛らしい赤紫の花をつけます。主審でも増えますが、葉を横に切って挿し葉で増やすこともできます。これも癌に聞くということですが、たくさん生えていないので無理だと思います。
写真下2枚 クワの実の若いときです。果実に先の曲がったトゲのようなものがいくつもありますが、いたくありません。これが熟すと紫黒色になりとても甘くいい香りもします。
平成17年5月19日撮影。
棚田を通り過ぎずっと山の上にのぼっていくとこの絶景を楽しむことができます。ここからの景色は毎年見慣れているのですが、棚田が少しだけありとても遠くの山も美しく、心が安らぎます。田んぼにはオタマジャクシがいたりしますが、マムシも多いところです。