

平成20年9月17日撮影
芸北からの帰り道、夕方の気配漂う山の景色を撮ってみました。山は3時や4時になると、急に夕方の香りがしてきます。昼間にはない独特のよいにおいで、いつも同じにおいです。自分なりに解釈しているのですが、植物が昼間の強い太陽で光合成をしていたものが、日差しが弱まると、逆に呼吸作用の方が高まり、酸素を吸って二酸化炭素をだすようになります。その調度はざまで夕方のにおいがするのではないかと思っています。
すっかり日が暮れるとその良い香りは消えてなくなります。ほんの1時間か2時間のことなのですが、私はそのにおいがなくなるまで山にいたいという願望が強く、いつも家に帰るのが8時ぐらいになってしまうため、みんなの嫌われものとなっていました。
せっかく山に行くのですから、昼間から夕方の気配が漂うまでは、少なくとも山にいたいと思うのが、山好きの人の常ですよね。


平成20年10月1日撮影
ツルニンジンの花。2週間前まではつぼみが目立ったのですが、これは10月1日に撮影したのですが、すでにツルニンジンの花が終わり、実がつき始めているものがあります。このツルニンジンの花は他のものに比べて、ほとんど白色に近いのですが、この同じ場所で4年くらい前に白花の株を2株も見つけました。白花が枯れてしまったので、昨年はこの山に毎週来て白花がないかと、探しあぐねましたがついに見つけることができませんでした。
今年もこりもせずこの山にやってきて、写真のツルニンジンを発見しました。しかし、純白ではなく来年もまたここに来て純白の花を探す予定です。
必ずそこに純白の花があるはずですから。よその山の花は紫色が強くでており、この山に期待をかけるしかありません。

平成20年10月1日撮影
キノコ。名前を調べてないのですが、食べられるキノコに間違いありません。食べられないキノコの方が実は少ないのですが、誤食すると怖いので自分の知ってるキノコのみを食べるようにしています。数年前までは精力的に図鑑で名前を調べて掲載していたのですが、最近は忙しくて時間がなくて、申し訳ありません。この日も実はミゾソバ取りが主な目的で山に来ました、1年分ですから、私の日産キャラバンの後ろに山盛りとって帰るのですが、1回では足らず少なくとも3回は取りに行きます。今回は2回目です。残念ながら写真は撮ってません。


平成20年10月1日撮影
つい山の道を見ていると写真を撮りたくなります。昔からの悪い癖で道を見るとどこまでも行ってみたくなるのです。車がない学生時代は遠くまで散歩に行き過ぎて家に帰ると真っ暗ということが多々ありました。道は夢があっていいですよね。きっとどこかに続いているのですから。。。
私が山道を走るのも、地図もなく好みの道を好き勝手にいつも走っております。でも、太陽の位置を見て必ずと豊平町の家に到着します。地図に頼らなく生活しているとだ第六感が働くのだと思います。


平成20年10月1日撮影
アケボノソウ。今の時期結構背が高く目を引くのがアケボノソウです。先週は写真に撮ってませんが、サワギキョウが満開でした。その名のごとく湿地に生えるおとなしい花なのですが、結構ファンが多く此花だけを見に山に入られる人がいるということです。そういえば今週芸北の山でたくさん見たのですが、紫色のあの恐ろしいヤマトリカブトが多数咲いていました。こちらは同じ紫でも、大輪なので車で走っていて目につきます。
今の時期は花があるので、わかりやすいですが、他の時期は葉だけの判断になるのでわからなくなります。もし、今週山に行ってあれば写真に撮ってみようと思います。


平成20年10月1日撮影
ヨメナの花です。ヨメナと一口で言ってもいろいろな種類のものを総称してヨメナといっているようです。

平成20年10月1日撮影
芸北の田園風景。
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