白く膨らんで見えるのはブルーベリーの花芽です。それと紅葉も結構美しいですねぇ。







フェイジョアの木と花のアップ。冬でも落葉せず緑を保ち春には大きな美しく香りの良い花を咲かせ、秋には香り高くて甘い果実を実らせてくれる申し分の無い植物です。その実を生食してもよいのですが、私はその香りと甘さを末永く楽しむためにホワイトリカーに漬けて果実酒にしています。大きさは今年はなんと烏骨鶏の卵くらいのものまでできました。バンザイって感じです。来年は挿し木をして増やしてみようと思います。







ジェイジョアの果実酒。




昨年の秋に播いたグリーンピース。ちょうど良い大きさで寒さにあたっています。来年は丸まるとしたおいしい実を沢山成らしてくれるでしょう。また、逐一成育の過程をお知らせしたいと思います。家出できた豆は甘くてほくほくして最高です。







ターサイ。昨年の秋に駆け込みで播いたターサイがここまで大きくなりました。これを移植して適当な間隔に植え替えてやると、直径が３０cmぐらいのものにうまく成長してくれます。乞うご期待。




夏あれだけ楽しんだアイコの成れの果てです。青い果実も最後まで収穫し煮て冷凍庫に保存しておき、カレー等の時に使います。とてもフルーティーなカレーができます。




私の庭に今一輪だけ咲いている西洋タンポポです。ビニールをかけて野菜のようにすくすくと育った葉を収穫するつもりで下が忙しくてその準備もできずじまいです。




ホトケノザです。春の七草のホトケノザはこれではありません。こちらの本物のホトケノザは食べられるとはどんな本にも書いてありません。が、毒でもありません。春に紫色の正に仏様の形をした花が咲きます。小さい頃この花でママゴトをしたものです。春はもうすぐ。













夏の初めに直径３cmぐらいのアシナガバチの巣が落ちていたのを、かわいそうと思い洗濯バサミでつり下げておりましたら、最初は３匹ぐらいしかいなかったのですが、一番多い時は４０匹ぐらいが、ぶんぶんしてとても活気に満ちていました。秋になると次第に１匹２匹と減っていき、最終的になにもいなくなりました。怖かったのは死にかけたハチが床に落ちているのを踏むのではないのかということで、ぶんぶん飛んでいる時は仲良く暮らしてました。不思議なのは、洗濯バサミの部分が黒くなっており、しかも接着剤のような感じになり洗濯バサににしっかりと貼付けられているという事です。ハチも危機感を感じてそのような物質を出して固定したのではないかと思いますが、その生体には驚かされました。それにしても美しいですよね。

１１月２５日以来から更新が途絶え死んだかとご心配された方もいらっしゃるとお思いだったでしょう。１月１日の更新は私の影武者がやってくれました。

ハチとアブに刺されて死んでも不思議でない状況と、みんなに言われながらしぶとくそれ以来元気に活躍しております。山には毎週水曜日に行っていたのですが、デジカメを忘れたり、折角持って行ったと思ったら、メモリカードがカメラにセットされていなかったり、とてもよいシャッターチャンスを逃してしまいました。

忙しいのも忙しかったのですが、ツルニンジンを最後の最後まで探しまわりました。今年の秋の紅葉は暖冬の性で美しくないのかなと思っていたら、１ヶ月遅れで山は美しく染まり最終的には例年通りの紅葉が楽しめたはずです。昨年はと言うと、やはり暖冬続きで最終的に紅葉はまったくせず、山は茶色いままで葉が落ちていきました。今年は赤く染まった山をツルニンジン探しで終止符を打つはずでした。

実は私は裏の顔は〆縄業者なのです。キノコを採取している１０月の終わりからヤブコウジ探しをしていたのですが、どうも実のなりが悪いと思いつつ、見つけたら採るようにしていました。合計で１３４５
個のユズリハ巻きをやっと作りました。昨年はじめての採取場所で赤い実が葉の陰にどっさりなっている場所を見つけたのです。これで終わろうと思っていました。

ところが、１２月１８日（火）に突然ウラジロのオーダーが入り、１２月１９日（水）に母と山に行き、ウラジロを採りまくりました。夜に大中小に仕分けして、夜の１２時まで仕事をしました。
１２月２０日（木）に小３０００枚、大３００枚。１２月２１日（金）に中５０００枚。１２月２３日（日）に小３０００枚。本来、向こうの希望は金曜日に中１００００枚。日曜日に小６０００枚だったのですが、無理だという事で頼み込んで半分にしてもらいました。と、言うかこんなに短時間の間に山からシダを採ってきて仕分けして数を読んで袋に入れて、市場までもっていくのは限界がありました。昔だったらアルバイトを１０人ぐらい使って〆縄を２００００個以上作っていたので、これぐらいは楽勝なのですが。

今は細々と老後の楽しみでやっております。助っ人もいて、結局ウラジロ２５０００枚、ユズリハ巻き１３４５個、トータルで出荷しました。

最近あまり忙しすぎると、気分喪失状態になりなんにもしたくなくなるということに気が付きました。やはり年のせいでしょうか。今年６１歳になります。

でも、山に行くと若い人も私について来れません。私は一度に７００枚のウラジロを担ぎ急な傾斜地をどどどっと走って下ります。その時にはまだまだいけると思います。

山は今年はほとんど人が入っておらず、ウラジロが手つかずのままといってもよい程でした。昨年は激安で業者がくじけたらしく、出荷する人がいなかったようです。来年の予定は未定です。

と、いう次第で、ブログの更新ができなくて申し訳ありませんでした。でも、年末１２月３１日の大雪で山野草はしばらく採れないと思います。がんばっていい情報を提供できるよう今年１年、全速力でぶっとばします。よろしくどうぞ、お引き立ての程。

ここ最近は、本業の方が忙しく更新回数がめっきり減っており申し訳ない状況となっております。

今年もまた母と二人で山々を駆け巡り、いろいろな山野草を採取して行きたいと思います。
皆様方も、何かよい雑草など見つけられましたら、ご連絡ください。いっしょに健康になっていきましょう。

今年もよろしくお願い致します。