
毎年、ウワバミソウを採りに行く場所ですが、今年行って驚きました。
例年はとても数が少なくあまり採ってはいけないなと思いながら、少々採ってくる所でした。大雨で土砂が流されて上流から流れてきたのか、ウワバミソウが道のほとりにびっしりと群生していました。誠に喜ばしいことで、遠慮なく採取することができました。
ウワバミソウは有名な山菜で茎の根元は皮を剥きたたきつぶすと、とろろのような粘りがでてきて、酢醤油かわさび醤油で食べるとおいしいとのことです。私はまだ試していません。
毎年当店では天ぷらかおひたしで提供させて頂いています。無味無臭なのですが、なぜかおいしいのです。

いつも行く大丸峰の麓から向かい側の龍頭山を撮ったものです。最高のビューポイントということで、ここにくれば必ず激写します。
今は、稲の苗が植えられていますが、時によっては秋に蕎麦が植えられています。
今週の収穫物は、ワラビ、ウワバミソウ、ウツボグサの新芽、ツリガネニンジン、オオバコ、タンポポ、メミョウガ、ミゾソバ、ミツバ、セリぐらいかな。
それから、櫻田さんに立派なウドを頂きました。ついでにシャクヤク、ジャーマンアイリス、キショウブ、ノアザミの切り花を頂き、大好評でした。ありがとうございます。またの機会をお待ちしております。
スポンサーサイト
テーマ:ブログ - ジャンル:ブログ

年に何度も訪れる広島と島根の県境の山です。
この日は雨が降っており霧が流れていましたが、雨合羽を着て母も頂上にあるお地蔵さん参りをしました。
不思議な山で二人でいつも五円づつ置いてくるのですが、そこに行くと心も清々しくなり、体も軽くなるような気がします。どんなに疲れていても山に行ってもです。
確かに山の木々、空気、景色の美しさには何か力を感じます。


この山には他のアザミはあまりなく、形の大きな葉に白い条が葉脈にそってくっきりとあるアザミがあります。名前を調べたのですが、今のところ分かりません。
とにかく、大型なので根も大型で太いものになると直径2.5cmくらいありまるで木の根っこのように固く長いものでした。
香りはゴボウのようだったので、きっとおいしいに違いないと思い、5?6株持ち帰りました。
大変な誤算で細い根でも木のように固く太いものになると包丁で切るのも大変なくらいの難ものでした。天ぷらにしたのですが、結局繊維が多すぎて食べれませんでした。残念。

このアザミは以前よりよく採取して帰るノアザミです。細い根が沢山出て太いのでも箸の大きさくらいでほとんどが爪楊枝のように細いものです。でも、味は抜群で採取するのならこのアザミです。
やはりゴボノウ香りがします。その他、今回は少々たけたウドを大量に採取しました。母によると葉を佃煮にするとおいしいということ。作り方をよく聞いて木曜日の夜さっそく佃煮つくりに挑戦しました。うまくできました。香りもよくご飯が進みます。食欲のないときには最高でしょう。
ワラビは今回は塩蔵して保存しました。とにかく大量の塩をいれておけば間違いありません。
テーマ:ブログ - ジャンル:ブログ


シャクとシャクの根
5月10日水曜日。大雨洪水雷雨注意報にも関わらず、予定通り最大の難関、恐羅漢山に行きました。土砂降りの中、タラの芽を採るのは大変でした。
何しろ上を向かないと採れないのですから。
この山には毎年熊の赤ちゃんが産まれるので、鳴き声を行くたびに聞きます。でも雨が降ると雨の音でその音がかき消され危険が増すので、よりいっそうの注意を払い、タラの芽をとりました。
でも、土砂崩れで遠回りをしないといけなく、思ったほどの収穫がありませんでした。行く途中には寒いのでタンポポの花の開花も遅く大量のタンポポの葉をゲットすることができました。豊平ではすでに花が咲き終わりほとんど葉がありません。
帰路では、日陰の林道にまだ花の咲いていないシャクを発見。日陰でと少々花茎が伸びていても柔らかく、天ぷらにしてもおいしいに違いないと思い持ち帰りました。実は、シャクを食べるのは今年がはじめてです。みのもんたの番組で年寄りたちが『私たちはこれを食べているから元気です』と言っていたのが、シャクでした。
図鑑で調べてみると、今までよく見かけていたニンジンの葉に似ている植物なので、すぐに特定することができました。本によると油炒め、おひたしがおいしいと書いてありましたが、なんといっても天ぷらが最高です。
大げさではなく本当においしいです。
本を見てもシャクについての記載がなく、薬効とか根が食べられるのかどうかの情報が得られません。後で、インターネットで調べてみます。
もう一つ、特筆するべきものは、アザミの根です。昨年も食べてみようと思い大きな株を見つけ掘り上げたのですが、私の予想としては直根でゴボウのような感じの根があると思っていました。
ところが、掘ってみると5mmぐらいの根が無数に出ているだけで食べれる状態ではないと思い諦めていました。
今年はタンポポの根もそうですが、地下にある根も食べてみたいという強い願望があり、アザミの根を持って帰ってみました。細いけども、その食感はゴボウのようにシャキシャキとして香りもよく、かき揚げにすると苦みもなくまたタンポポとは違った風味があり感動しました。
4年も山野草を食べているとマンネリになってしまうので、時々視点を変えてみるの大事なことだと思いました。
新しい発見があるはずです。
テーマ:ブログ - ジャンル:ブログ
今まで山野草のホームページを4年更新し続けました。4年もすると薬効・食べ方・採取時期など新しい情報もなくなって来ました。
こういう情報を発信するのをやめてしまうのは私としても寂しいので、週に2日は山に行っている楽しい発見などをブログを通してお伝えすることにしました。


今までは、タンポポの葉をお好み焼きの上に載せたり、天ぷらにしていました。
根を食べるのは植物が絶えてしまうので控えていました。本に以前より根を天ぷらにしたり、ゴボウと同じようにキンピラにするとおいしいと書いてあり利用法は知っていました。辺り一面我がもの顔に繁茂しているタンポポを見て、食べることにしました。
タンポポは胃腸のためにもよいし、除草にもなるし、一石二鳥になるということで山に行くたびに大量に採取しています。

有名な山菜ですが、今年は異常気象のせいなのか、採取時期を逃しそうになりました。気を付けないと今年の気候は異常です。まだだろうと思っていたのに、タラの芽がすでに大きくなっていたり、ワラビは例年より生えるのが遅いようです。
テーマ:ブログ - ジャンル:ブログ
| ホーム |